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【旅行記5】神が棲む島と呼ばれる神秘とロマンの島『竹生島』

2025年06月24日

神社にお参りに行くと、空気が変わったと感じる瞬間がありませんか?

そんなことに魅せられて、チョコチョコお参りに行くようになり、一昨年、節目の年に『お伊勢参り』に摂社も含め、ちょっとこだわってお参りに行きました。

今回は『元伊勢』と呼ばれる神社があることを知り、それらの神社と、神が棲む島と呼ばれる神秘とロマンの島『竹生島(ちくぶしま)』に行ってきました。

日本三景「天橋立」で有名な京都の丹後半島に鎮座する「籠(この)神社」。「元伊勢」「伊勢神宮のふるさと」と言われる由緒正しい古社です。豊受大神と天照大神両柱の御祭神が祀られています。伊勢神宮と籠神社でしか見られない『五色の座玉(すえだま)』があるなど“元伊勢”を感じるものがありました。(実際目に出来るのは籠神社のみ)また、石造りの魔除けの狛犬も歴史を感じさせるものでした。境内から天橋立のケーブル乗り場に繋がる道もあります。ケーブル・リフトで昇ったところにある傘松公園から見える天橋立は昇り竜にも見え、股のぞきもできます。



籠神社から500m程のところにある奥宮の『眞名井神社』は、神秘的な空気感たっぷりのパワースポット。神社内には磐座(いわくら、神が宿る石)が鎮座し、縄文のころより神祀りが行われていたことがわかる祭祀土器の破片や勾玉なども出土しています。境内には「天の眞名井の水」という御神水が滾々と湧き出ています。眞名井神社の石碑には、以前ユダヤの六芒星と似た裏神紋が使われていましたが、今は表神紋の三つ巴が使われていたり、狛犬ならぬ狛龍が守護しているなど謎めいた感もある何とも気になるパワー溢れる神社でした。]



 

この他に元伊勢三社と呼ばれる『元伊勢内宮皇大神社』、『元伊勢外宮豊受大神社』、『天岩戸神社』に行く予定が、事故渋滞の影響もあり、豊受大神社はお参り出来なかったのですが、

“皇大神社“は、巨大な麻呂子杉もある空気感たっぷりの参道を抜けて、樹皮のついた丸太のままで造られた黒木の鳥居をくぐって茅葺の本殿に向かうのですが、何とも言えない昔のままが残されている五感にじんじん来るような神社でした。また、皇大神社から天岩戸神社に行く途中にある『日室ヶ岳遙拝所』は、後から知ったのですが、「一願さん」と呼ばれ「一つだけ願い事をすれば叶う」という一願成就の信仰が古くから伝えられているところだとか・・・。何故かそこでお参りした際は、拝んだ斜面がすぐ近くに感じられました。



天岩戸神社は、天照大神がお隠れになったという伝説の地にあり、正しくパワースポットという神秘的なところでした。お参りするにはチェーンを掴んで登らないといけないという初めての体験もさせてもらいました。



神が棲む島『竹生島』までは、琵琶湖汽船の観光船で渡ります。長浜港から片道約35分。どうみても湖じゃないよなという思いで周りを見ていたらあっという間でした。乗船中は雨模様でしたが、たくさんお参りしてきた甲斐もあり、寄港時は雨も上がってくれました。到着するとやはり神秘的な独特な雰囲気が島全体から伝わってきました。



拝観料を払って、急な石段を登ります。165段の祈りの階段です。

 



 

登り切る手前の鳥居には“竹生島神社”と書かれてますが、その向こうには“宝厳寺”と刻まれたものが・・・竹生島は、神仏習合の聖地ということで、どちらも弁才天が祀られています。宝厳寺のご本尊の大弁才天は、江の島、宮島と並ぶ「日本三弁才天」の一つとのことです。宝厳寺では、「願いダルマ」といって、小さい赤い可愛いダルマの中にお願い事を書いた紙をダルマの中に収め、本堂に奉納するという願掛けもしてきました。その後、国宝の豪華絢爛な唐門、そして舟廊下を抜け、竹生島神社(都久夫須麻神社では、本殿でのお参りの後、竜宮拝所で、かわらけ投げの願掛けもしてきました。残念ながら鳥居をかすめてしまいましたが・・・・。



上陸時間90分の竹生島クルーズですが、時間いっぱい充分に楽しめました。

長浜港の目の前には、『北ビワコホテルグラツィエ』、またすぐそばには『グランドメルキュール琵琶湖リゾート&スパ』といった宿泊施設があり、竹生島はもちろんのこと、近隣の黒壁スクエア、長浜鉄道スクエア、長浜城歴史博物館、また彦根城の観光をする場合は、おすすめの宿となります。

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